最近、骨折してしまったのですが
何をすればいいのですか?
という内容電話がくることが増えてきました
今回はブログで
骨折に対する施術
骨折に対しての考え方
について書かせていただきます。
骨癒合を促進させるには二つの事が大切です。
①血流を良くする、血中酸素を増やす事
②適度な刺激を骨折した部分にあたえる事
①の部分に対しては
・電気療法
・手技療法(怪我したところではなく、少し離れた筋肉に対して)
・酸素カプセル
で行っていきます
②に対しては
超音波を使って行っていきます。
超音波とは音の波です。
音の波を骨折部分に当てることによって
骨の元となる骨芽細胞を活性化させます。
※医学的にも言われています
この二つの事により骨癒合を促進させます。
骨が付いただけで、治療をやめてしまうと
今後いろいろな障害が出てしまうかもしれません
骨折をした時には、固定をします
そのことにより、周りの組織が拘縮(固まる)していしまいます。
拘縮があると、動きは悪くなりいろいろな機能障害が出てきます
例えば
前腕の骨折で、固定除去後肘の拘縮が起きます
腕は
手の関節
肘の関節
肩の関節
が連動して動きます
肘の拘縮が起きているだけで
のちのち四十肩になる可能性もあるのです・・・
骨折は骨をくっつけることが最も大切です
でも、そのあとの拘縮治療も大切と言えます
以上樋山がお伝えしました(*^^)v